イージューライターの戯言〜30代からのロックンロール〜

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決勝!!M-1グランプリ〜1回戦から動画を見ていたおじさんの順位予想〜 【結果編】

M-1グランプリ決勝、前回は【予想編】と題し、記事にした。

 

結果は、大外れであった。

 

 

over30dotherock.hatenablog.com

 

 

私は、3パターンの予想をし、それぞれ一位を真空ジェシカ、インディアンス、ランジャタイと予想していた。

 

言い訳がましくなるが、それほどまでに拮抗した決勝戦だったと言えよう。

 

結果だけ見ると、私が予想したパターンから言えば、

漫才か漫才じゃないか論争を経て、平和になった世界線

に近いものにはなったのではないか。

 

優勝した錦鯉は圧巻であった。

トータルで言えば、やはりオズワルドよりも笑ってしまう回数は多かった。

 

錦鯉は、ショーレースに合わせ、今風の漫才をするキャイ〜ンのようだ

 

とも思った。キャイ〜ンウド鈴木という猛獣を天野くんが闘牛士のように操作することによって笑いを生み出すスタイルだろう。

そのスタイルに今風のテンポ感をプラスしたのが錦鯉だと感じた。

 

惜しくも優勝を逃したオズワルドであるが、ファーストラウンドのネタは以前どこかで見たものであった。だが、今回は畠中の狂気性が前より増してゾクゾクするスリリングなものになっていてよかったと思う。

 

ファイナルのトマトのネタも前どこかで見たが、こちらは緊張からか二人のテンポ感が少しずれていたように感じた。それだけ繊細で難しい漫才をしているのだとも言えよう。

 

今回が審査員最後と公言する巨人師匠のみ、オズワルドに票をいれたが、あの一票の価値はとても重い。

 

未来の漫才がこうあって欲しい

 

という意図を感じた。

 

 

ここからは、私が個人的に思い入れの強い真空ジェシカについて語ろうと思う。

 

ファーストラウンドで披露した「1日市長」の

ネタはやはり独自のワードセンスが光る面白い内容である。

 

一つ一つのパンチは確実に当てたものの、それらがシナジー効果を生み、ラッシュとなり相手をKOするところまでは至らなかった。

 

それはファイナルラウンドに進出した3組と比べて見えてきた課題である。

逆に言えば、その部分を鍛えれば、まだ伸び代があるとも言える。

 

オズワルドと真空ジェシカは他事務所だが、同期である。互いをライバル視し切磋琢磨できるいい関係だ。

 

希望としては、ここから先、向こう3年間くらいはこの2組がM-1を引っ張る存在になって欲しい。

 

メイプル超合金カズレーザーは今大会後に自身のTwitter

 

365日後に優勝する真空ジェシカ

 

と書いていた。私も期待したい。

 

 

最後にその他に思った事を短い文で記したい。

 

モグライダーは出順が一番でなければ、最後の3組に残れるポテンシャルのネタだった。

決勝で「1.2.3.4.郷ひろみ」が見たかった。

 

・ランジャタイはあれでいい

 

・敗者復活で男性ブランコなら、もしかしたら、もしかしたかも

 

・来年ラストイヤーの金属バットはどうしても決勝で見たい!

 

・出来れば滝音も見たい!

 

さや香の「からあげ4」は最高に狂ってて、今でも頭から離れない。

 

 

今回のM-1もとても見応えがあった。

 

また、来年。