King Gnuの「一途」はまるでArctic Monkeys!実は30代の俺達への応援歌?
はてなブログのおすすめブログの新着に載せて頂いた。たくさんの方に読んで頂けるのは、嬉しい反面、少し気恥ずかしい気もする。とりあえず、現時点で一番の自信作を再UPしたいと思う。
タイトルを見て、気になった方は是非読んで欲しい。
King Gnuの新曲「一途」が12月10日に配信リリースされた。
まず、まだ聴いていない人はどうぞ!
注目すべきはこの
イントロの高速で鳴るジャジャジャというギターの音からのダークネスなリフ
聴くだけで、血が沸き立ってくる様だ。
あれ、待てよ。この感じ、この興奮、以前も感じたことがある。
ピンと来た人も多いのではないか。
このイントロ、Arctic Monkeysの「Brianstorm」に似ている!
俺たちの青春、アークティクモンキーズ、略してアクモンの曲だ。
知らない方に説明すると、アークティクモンキーズは2002年に結成されたUKロックバンドである。
近年では、2012年ロンドンオリンピックの閉会式で自曲とビートルズ「ComeTogether」を披露して話題になったバンドである。
「Brianstorm」は彼らの二枚目のアルバム
『Favourite Worst Nightmare』の一曲目に収録されている。
調べてみるとこのアルバムが出たのは2007年、私は高校生だった。友人から勧められ、初めて聞いた時は、身体中に電撃が走ったのを覚えている。
当時も今も邦楽ロックはずっと好きで聴いているが、洋楽にあんなに夢中になったことはなかった。耳が痛くなるほどの爆音で学校からの帰り道に聴いていたのを思い出す。
本題に戻そう。正直私はこれをブログに書こうかどうか迷った部分がある。なぜなら、人によってはパクりであるとか盗作であると思ってしまう危険があったからだ。
実際聴いてみていかがだっただろうか。
「全然違う」という意見もあるだろうし
「まんまじゃん」という意見もあるだろうし
この記事を見る前に似ていると思っていた方もいるだろう。
いろいろな考えがあると思うが、冒頭にも話した様に、私はこの曲のイントロを聴き大変心が動いた。
King Gnuの、と言うよりは作曲者である常田大希のアクモンへの愛とリスペクトを感じた。
パクりと呼ばれる類のものではないと思うのだ。
では、そのアクモン愛をこの曲に取り入れることで私達に何を伝えたいか、30代一般会社員であり、目立たぬように無難に日々を過ごしている、ただのロック好きの私にはこう聞こえる
「オラァー!久々のあの頃のアクモンだぞ、
懐かしいだろう、お前らが社会を動かして
んだ、落ち込んでる暇はないぞ、
動け!」
ここまで来たら、もう幻聴の域だが、青春を懐かしむというよりは背中を押された気がした。
常田大希は29歳、私は30代前半なのでほぼ同世代と言えよう。
ここで彼のTwitterに書いていた言葉を引用する
冒頭のPVを宣伝してた時のものだ。
わたくしの青春がたっぷり詰まっています。
私の聴き方もあながち検討違いでは無さそうだ。
King Gnuをきっかけにアクモンを聞く人が増えればよいなと思っている
私は、ファーストアルバム『Whatever People Say I Am,That's What I'm Not』に収録されている「Dancing Shoes」が最高に好きだ。
ちなみにこの曲は映画『劇場版 呪術廻戦 0』の主題歌であるそうだ。私は呪術廻戦を全く見たことがないが、この曲が爆音で聴けることを楽しみに劇場へ足を運んでみようと思う。
エヴァゲリオンも好きなのでシンジ役の声優の緒方さんが主人公の声をやっているのも楽しみだ。
【余談】
パクリを公言するバンドThe Mirraz
ここからは完全に余談であるが、アクモンの影響を受けた日本のロックバンドはいくらでもいる。その中でも代表なのが、The Mirrazである。
もう最初から「Brianstorm」節全開である。
彼らはそもそもパクりを公言しているバンドである。
他にも、例えばこちらはBeastie Boysのパクりだ
元ネタ
もうこの歌の歌詞の中に
おっとこいつはビースティーボーイズ?
と言うフレーズを使ってしまっている。
自分からここまで開き直ってしまっていると逆に清々しい。
ここまで読んで下さった方なら、面白いバンドだと思って頂けるだろう。
ちなみに彼らも今年の12月に新譜『Japanese English』を出したばかりである。アルバム名からして既にあやしい。
私の中ではこちらも高校から大学の頃の思い出として心に残っているバンドである。
お読み下さってありがとう御座いました。
普段はこんな記事も書いてます。
宜しければお読み下さい!
over30dotherock.hatenablog.com