CDショップでバイトしたい人必見!!〜元タワレコ店員が語る〜【どんな人が向いているか編】
元タワレコ店員の目線から、
CDショップで働きたい人向けに【面接のポイント】【職務内容】と続けて書いてきた。
今回はいよいよラスト、【どんな人が向いてるか】について記事にしたい。
過去に書いたものに関してはリンクを貼る。気になった人は是非最初から
見てほしい。
over30dotherock.hatenablog.com
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早速向いている人、不向きだと思われる人について分けて書く。
向いている人
- 音楽に囲まれて仕事がしてみたい
- 音楽が好きな人との人脈を広げたい
- 自分の音楽的知識を活かして働きたい
上記に当てはまる人はかなり向いている。
今すぐ履歴書を書いて最寄りの店舗で面接を受けることをおすすめする。
一つ一つ触れたい。
音楽に囲まれて仕事がしたい
これに関しては、タワーレコードの場合はまず間違いなく希望通りの環境で働けるだろう。
ずっと店舗のバックヤードで検品を続けて単純作業ばかりになり、結局何を売ってるか分からないということは私の経験上、考えづらい。
【職務内容編】を読んで頂ければだいたいの想像はつくだろう。
音楽が好きな人との人脈を
広げたい
ここがかなり楽しかった部分なので詳細に書きたい。ざっと、どんな人がいたか思い出せる限り書く
- あるロックバンドを時点で売り込み、インディーズからメジャーに上がるまで目を掛け、本人達と今でも交流がある店長
- イエモンの吉井和哉に人生狂わされた準社員さん
- 9mm parabellum bulletと知り合いの、洋楽の全てのジャンルに詳しい準社員さん
- 見た目は大人しいが、クラシックのこととなると熱く語る準社員さん
- ジャズギターセミプロの先輩
- perfume好きでテクノが好きなテクノカットの先輩
- 奥田民生に人生狂わされた主婦さん
- マーチングバンドを観るためだけにディズニーに週一で通い続ける後輩
まだまだいるが、キリがないのでここまでにしておく。
どうだろう、まさに音楽アベンジャーズと言ったところだろうか。
普通に生活していては出会うことのない音楽の猛者達と出会い、音楽論を聞くことが出来た。
このことだけでも、私はタワレコで働けてよかったと思う。
音楽的知識を生かして働きたい
この部分に関しては、言葉通り。
【職務内容編】でもお話ししたが、お客さんからの問い合わせの部分で充分知識を生かせる。
人脈と重なる部分であるが、もちろん知識を生かせるだけでなく広げることも出来る。
不向きかもしれない人
- ただお金を稼ぐ手段としてこのアルバイトを選ぶ人
- 音楽は好きだが、人と話すのが極端に苦手な人
ただお金を稼ぐ手段として働く
アルバイトだからお金を稼ぎたい。これは当然のことだ。ただそれだと、はっきり言おう、割に合わない仕事だ。
単純に時給は標準かそれ以下だと思う。その割に覚えることは多い。
他の部分にやりがいを見出さない限り、働くモチベーションを保てなくなると思う。
極端に人と話すのが苦手
これに関しては、無責任に聞こえたら悪いが、私は何とでもなると思う。周りは音楽好きしかいないので、あなたの好きという気持ちを馬鹿にするような人はいないと言い切れる。
働き始めた当初、剃りの合わない準社員さんがいた。長髪で見た目も少し怖く、無口なタイプの方で正直苦手意識を感じていた。
しかし、勇気を出して話しかけてみると、意外にも音楽の趣味が近く
andymoriの『ユートピア』という曲の良さについて熱く語ることができ、仲良くなれた。
おわりに
ここまで書いた内容で【どんな人が向いているか】の大体のイメージは着いただろうか。
こうやって思い出しながら書くだけでも、少しニヤけてしまうぐらい私にとっては楽しく、
宝物のような記憶である。
【面接のポイント】【職務内容】【どんな人が向いているか】3回に渡り書いてきたが、これらはCDショップのアルバイトについて書いたものである。
正社員となると話は違う。
CDをはじめとする小売店の現状は厳しく、
正社員として働くのには覚悟が必要だ。
私も大学卒業後、某レンタルビデオ店の正社員を経験していた過去がある。
それはもう大変な仕事だった。その時のことは別の機会にお話ししよう。
大学生、フリーターの方のアルバイトとして、音楽好きであれば、まず間違いなくおすすめ出来るのが、CDショップ店員だ。
今回の私の一連の記事が誰かの役に立てれば幸いである。